常念岳
2001.9.16(日)

▲常念岳(2,857m 長野県堀金村・穂高町・安曇村)〜じょうねんだけ〜

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いざ出陣
途中、何度か沢を越える
霧の山々は、幻想的
ツルリンドウ
高山植物いろいろ
腹が減っては...
あと少し、がんばろう!
最大の難所、”胸突き八丁”
稜線が見えた!
常念乗越にて
穂高連峰
山頂方面
横通し岳方面
常念小屋で休憩
テラスからの図
かんぱ〜い!
槍ヶ岳は、
なかなか姿を見せてくれない
いざ、山頂へ
常念小屋があんなに小さくなった
ニセピーク
見えたぞ、槍ヶ岳
隊長、ごくろうさま
全員無事に登頂
誰と電話?
下山は、再び霧の中


メールから転載

[ 常念ズ :198] ▲山行報告 常念岳( 2857M ; 2001 年 9 月 16 日)

朝晩めっきり涼しくなってまいりました今日この頃、いかがお過ごしですか?
常念ズ松本支部長の石川です。

今回は常念ズ結成1周年企画、日帰り常念登山に
ついて山行報告を致します。

<参加者>
・中島 智章(チーフリーダー;長野より)
・大崎 淳(サブリーダー;千葉より)
・鈴木 智(岐阜より)
・村重 誠史(安曇野より)
・酒井 紀美栄(金沢より)
・武田 智恵子(金沢より)
・石川 忍(記録係;松本より)

村重さんは、僕や中島さんの所属する合唱団
「ベーレンコール」の重鎮。今回最年長。
武田さんは、酒井さんの高校の同級生。
なおお二人とも空手部で一緒だったとのことですよ。

この1週間、ふもとから常念を拝めていなかった上、
岐阜県側は大雨との情報。不安はありました…。
さらに前夜、石川の地酒「加賀鳶」での
大フィーバーもあって、果たして行けるんだろうか?

4:30 石川宅出発。(標高たぶん600M)
    酒井さん武田さんコンビよく眠れず。
    大崎会長二日酔い。

5:00 松本IC近くの合同庁舎にて、村重さんと合流。
    いざ常念へ!

5:55 一の沢登山口着。(標高1260M)
    安曇野を走っていても全く常念の頂が見えず。
    とりあえずガスってます。

6:06 一の沢登山口発!
    いきなり酒井さんが登山口に帽子を忘れるという
    微笑ましいハプニング。

6:18 山ノ神通過。
    リーダー中島さんが登山の無事を祈念。
    あ〜、まだ体が寝てる…。

6:43 一沢出合にて休憩。(たぶん標高1400Mくらい)
    上は相変わらずガスってます。
    でも川の水はサイコーに気持ち良いっすね!
    洗顔、洗顔。

6:50 沢出合を出発。

7:45 烏帽子沢にて休憩。(標高1650M)
    大崎会長が、「C-1000タケダあるよ〜」とか言って
    思いっきり森永の「VC-5000」をみなに配る。
    本人は全く知らずの犯行。

7:58 烏帽子沢発。

8:25 三の沢出合にて沢の右岸に出る。(標高およそ1800M)
    ツルリンドウがちらほら。中島さん酒井さんの
    テンションが上がる。かわいい赤い花でした。
    僕はといえば、トリカブトに感動。

    ここいらから、前日常念小屋で一泊したであろう人たち
    とすれ違うようになりました。しかしみんなザックカバー
    をかけ、なかには合羽をまとっている人も。
    相変わらずガスの中だし、ムムム…?

9:00 胸突き八丁手前にて休憩。(標高1900M)
    常念一の沢コース最大の難所を前に、
    英気を養う。この時一気にガスが晴れ、
    周囲一帯がビビッドな色彩に!!
    まさに「この番組は全編ハイビジョン映像でお送りして
    おります」状態。これは頂上に期待できる!

9:10 出発。
         ガスを抜けた!と思いきや下から再び巻かれたり。
    まさにガスとの格闘を続ける。
    しかし、頂上から降りてくる人とすれ違うたびに、
    「上は晴れてるよ!」    
    「槍も見えてたよ!」
    と声をかけられ百万の味方を得た思い。

9:36 最終水場にて小休止。(標高2200M)
    う〜ん、うまい!!
    山の神様がくれた水!!(それ南アルプスか)

9:40 発。

10:00 第2ベンチにて小休止。

10:25 常念乗越着!(標高2456M)
     すげえ!マジでピーカンだ…。
     槍の穂先は隠れているものの、北穂高、大天井といった
     アルプスの山々が、抜けるような青空の下で迎えて
     くれました。
     そしてお約束、常念小屋にて生中で乾杯!!

11:20 常念小屋発。頂上アタックに向かう。
     頂上が近づくにつれ、槍の穂先にかかる雲が消えつつ…
     また次の雲に隠れる。といった槍のチラリズムに
     一喜一憂しつつ、ついに頂上手前、偽ピーク付近
     (勝手に命名)で槍の全容が!!

12:20 狂喜乱舞の常念岳登頂。(標高2857M)
     とりあえず、頂上のほこらが新しくなってました。
     
     昨年9月、常念ズ結成時の登山に参加した
     大崎会長、鈴木さん、酒井さんは見事リベンジ成功!
     武田さんは初の常念登頂!
     村重さんは7年ぶりの常念登頂!
     僕は同じ山に2度登るのは初めて!
     やっぱり中島さんは水を得た魚!

     その後デジカメ写真をとったりコーヒー飲んだり、
     武田さん持参のお菓子をむさぼったり、
     お約束、ウィスキーをキュッといったり。

     そのうちガスが上がってきて、もう辺りは真っ白。
     いや〜ホント30分出発が遅れてたらな〜んも
     拝めなかったかもしれません。ラッキーでした。

12:58 頂上発。
     酒井さん、大崎会長、僕はウィスキーを体中に
     巡らせてホンワカ。
     いつも通り最後尾からのろのろと下山。

13:42 常念小屋に戻る。
     支度を済ませて、いざ下山!

14:10 常念乗越発。
     昨年10月の常念登山の記録では、なんとここから
     1時間半で登山口まで降りているとのこと。
     凄まじい。ギネスに載るんじゃ…?

15:47 烏帽子沢にて休憩。
     おいおい、去年の記録ってホントに正確かい?
     まだあと1時間はかかるけど…。
     到着時間が大幅に遅れることに気づいた7人。

15:55 烏帽子沢発。
     後半はもう無言。
     やはり去年の記録は1時間間違いで、2時間半は
     どうやってもかかるぞ、という結論に。

17:02 一の沢登山口着!!

    お疲れ様でした。
    黙々と下山していましたが、足に来てたり空腹だったりで
    結構いっぱいいっぱいな皆様でした。
    そして登山口にてカップラーメン大会!
    しかも持ってきていた3人全員がシーフードをチョイスしている
    オチまでついて。
 

その後ほりで〜湯〜にて疲れを流し、かなりぎりぎりの時間で
大崎会長は松本駅からあづさで浦安へ。
酒井さん・武田さんは車にて金沢へ。
村重さんはご自宅へ。
中島さんと鈴木さんは連泊でわが家へ。

その後乗鞍でご一緒した、中島さんと僕の天敵・伊東さんを加え、
再び宴会と相成りました…。
翌日仕事をしている自分は、すごくカッコ良かったですね。
 

すいません長くて。会社のメールなんですけどね。
下書き下書きの連続で、2週間かかりました。

そして!今週はまた、常念登山です。
先週3連休の常念は、ホントに綺麗でした。
下界の憂いとおさらばしてきます。

しかし…
若いオトコが週末のこんな時間に会社で仕事してるとは…
頑張れ、松本支部長。


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