常念ズ
常念岳日帰り登山

一ノ沢  〜  常念岳〜  一ノ沢
2002.8.11(日)

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登山口より
朝食(一の沢出会)
ニッコウキスゲ
お花畑
里方面を望む
まだまだ余裕?
安曇野を望む 
常念乗越到着
高山植物の女王コマクサ(乗越にて)
霧の山頂を目差す
あとひとがんばり
登頂!
上高地方面
蝶ケ岳への縦走路
ふたたび常念小屋へ
横通岳方面
1泊組と感動の再会
センジュガンピ
おサルさん(茶色の岩の上)
休憩多めで
1泊組&日帰り組オールキャスト
石川邸にて飲み会
あすは勤務なのでお先に
背後のお友達が見えるでしょうか?



メールから転載

[ 常念ズ :374] 日帰り組の遅報

こん○○は、西川です。

 去る8月11日(日)は、村重さん&中島さんはじめ1泊組の皆々様のおかげさまを
もちまして、無事に常念に登って降りてこられました。久しぶりによい汗をかき、沢
山のいい景色を見ることができ、いい一日を過ごせました。ありがとうございました。

 カメラ小僧としては美しい光や生き物たちを目の前にしてシャッターを切るのを我
慢するのはちょっと苦しかったです。大勢でわいわい登るのも楽しいですが、いずれ
は一人で山に入って気ままに撮影ができるようにもなりたいものです。
 

さて、村重さんが先日書きました。

> 詳細は、几帳面な西川君が記録しています。
> 彼はお疲れの中、本日も勤務なのです。
> しばし、お待ちを。

 申し訳ないけれど、あたしゃ基本的には面倒くさがりでずぼらな甘えん坊です。
 それはさておき、いちおうメモはとってみたので初常念のご報告をば。どうも要領
を得ない上に私的な感想まで入り交じっているので、えらい長文になってしまいまし
た。ごめんなさい。
 

4:00 西川宅発
 村重さんが3時起きでお迎え。感謝!
 途中7−11で食料等調達。
 山麓線から見える美ヶ原方面のシルエットがすてき。常念方面もまずまず晴れて天
気が良さそう。

4:50 ヒエ平駐車場着
 一応登山口まで車を進めてみるが、案の定登山口付近は満車状態のため少し引き返
す。実は4:40頃には到着していたのだけれど駐車場探しで10分程ロス。うろうろして
いる間に中島、石川両氏の車を発見。靴を履き替え準備完了。(実はこの時私は初心
者ゆえの失敗をしている。)

5:03 いざ出発!
 山道から見える山の頂に陽が射しはじめて美しい。爽やかな山の夜明け。

5:10 登山口到着
 行けるときに行っとかなくては。なにはともあれトイレ。村重さんが登山カードに
必要事項を記入。ふむふむこれが子供の時先生が言ってた登山カードか。なるほどこ
れで下山予定までに戻って来てないと心配していただけるわけだ。でも別の登山口に
降りたりするときは下山したことを自分では記入できないけど、どうなるんだろう?
と素朴な疑問。

5:15 登山口出発

5:25 橡ノ木山ノ神で神様に入山のご挨拶
 この時点では村重さんも私も「橡の木」の読みが解らず。
 途中キキョウの仲間と思われる花やらアジサイ様の白い花、なんだかわからない黄
色い花あり。名前を知らなくても花の美しさは少しも減じないけれど、人様に感動を
伝えるのには難儀しますね。ちょっとずつ花や木や鳥や虫の名前も覚えよう。
 実は写真を撮りたくてウズウズしているが、こんなところで欲望にまかせて写真を
撮りはじめると日暮れまでに常念小屋にたどり着けないのでぐっと我慢。

5:33 小さな池を通過
 さすがに水がきれい。

5:44 一の沢にぶつかる。朝食休憩。
 ここで休憩をとる人も多いようで、我々の他にも壮年夫妻一組、子供連れの家族が
休憩中。川風が心地良い。

5:58 リスタート
 後方から日光が射してくる。いよいよ我々の足下にも夜明けが訪れる。

6:09 本日の初蝶々(種名不明)
 日射しの下は虫の世界。陽だまりに出るとにわかに賑やかになる。

6:13 再び一の沢にぶつかる

6:15ごろ 小さな沢を2本越える

6:16 王滝ベンチ通過

6:34 トリカブト発見
 村重さんにトリカブトの花を教わる。青い色がきれい。花の形も特徴的。

6:36 烏帽子沢着 常念小屋まで2.9km 休憩。
 しばし新潟からお越しのご夫妻と歓談。

6:44 リスタート

7:07 笠原通過 常念小屋まで2.1km 沢渡る
 が、自分の渡った沢がどの辺りのどの谷か把握できていない。山と高原地図で見る
限り一の沢を渡ったわけではないと思うのだが…。ただ道なりに村重さんにくっつい
て歩いているという、限りなく迷子に近い状態。一度は地形図持ってちゃんと書き込
みをしながら自分の五感と頭脳をフル動因して登らねば。

7:19 森林限界が見える

7:26 河原で休憩。息を整える。
 川の水が冷たくて気持ちいい。相変わらず現在位置はいまひとつよく解らず。昨年
の石川さんの登頂レポートが頼みの綱。

7:34 リスタート

7:46 落石注意 常念小屋まで1.4km の看板あり
 いよいよ一の沢から離れて勾配もきつくなっていく感じ。これが胸突八丁突入かな?

7:58 下山パーティーとのすれ違いにかこつけて小休止。
 …のつもりが座ってしまって普通の休憩に。ま、無理せずのんびり行きましょ。

8:06 リスタート

8:09 沢越え 常念小屋まで1km
 どうも一の沢を越えたらしいのだけど、山と高原地図じゃ登山道はずっと一の沢左
岸を通っていて、右岸には道は無いのになぁ。越えたのは支流か?う〜むよくわから
ん。

8:13 最後の水場で水補給 500ml
 ここまでで既に1リットルの水分を消費。水が旨い。ありがたい。
 えーと、水場が進行方向に向かって右手にあるってことは…やはり一の沢の右岸に
居るってことか?

8:21 第一ベンチ通過 常念小屋まで800m

8:31 第二ベンチ到着 休憩

8:39 リスタート

8:47 第三ベンチ通過 常念小屋まで300m

8:54 森林限界に到達 視界が開ける

9:00 常念小屋到着!! 昼食(?)休憩
 汗だくのシャツに冷たい風が心地良い(というのはやせ我慢。ちと寒い)。まずは
小屋まで来られてひと安心。ここまでの疲れを癒しつつゆっくりと食事を摂る。
 ここで出発時の私の失敗が判明。まさか山の上でお金を使う場面があろうとは思い
もよらず、山中に財布を落としてはたいへんと、財布はちゃんと車のトランクにしまっ
て来た私。つまり一銭も持たずに登って来てしまったのでした。
 常念小屋に陳列されたお土産を見て「まぁいいや、少しは山の写真も撮ったことだ
し」と思うところまでは良かったのだけれど、行けるときに行っとかなくては、なに
はともあれトイレ…むむっ、なになに?有料トイレ?貼紙を読めばなるほど受益者負
担は当然。こりゃ困った。おそるおそる村重さんの様子を窺うと、当然のごとく(っ
ていうか当然)ちゃんと財布を持っていらっしゃる。千円拝借してことなきを得たの
でありました。おかげで記念のキーホルダーも買えたしめでたしめでたし。村重さん
ありがとう。

10:00 いざ山頂へ…の前に付近で咲いているというコマクサを見るため道草。可憐。
 昼食休憩をとっている間に天候が徐々に崩れ、この頃には雨模様に。小屋に到着時
にははっきり見えていた山頂付近はすっかり雲の中。

10:10 今度こそいざ常念山頂へ

10:40 小休止 雨上がる

10:45 リスタート

11:09 山頂着!!霧の中記念撮影。

11:27 下山開始…と思ったところで霧が晴れてきたので撮影タイム。
 霧の切れ間から上高地方面がのぞきシャッターバシャバシャ。

11:36 下山開始

12:20 常念小屋到着 1泊組としばし合流

12:30 1泊組が先行して下山開始。お見送り。

12:50 下山開始
 ほどなく先発隊に追いつき合流。

13:15 第1ベンチ到着 休憩
 村重さんと私がカッパを脱ぐのを待っていただく。アタフタ。

13:21 リスタート
 対岸に小規模なサルの群れ発見。かわいい。けど、ケンカしたら負けるよねたぶん。

13:51 胸突八丁を通過したところで休憩

14:01 リスタート

14:59 烏帽子沢到着 休憩

15:12 リスタート

15:57 一の沢とのお別れ地点着 休憩 
 間もなく本日の登山も終了かと思うとちと寂しい気分。

16:05 リスタート
 途中「橡の木」がトチノキと教わりつつ、山の神様に無事下山の報告&お礼。

16:38 登山口着
 みなさまお疲れ様でした。
 

長文読了お疲れ様でした。こんな感じです。下山時は疲労と記録上手の石川さんがい
る安心感から、メモがすっかり手抜きになってしまいました。あしからず。ではでは。



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