常念ズ
槍ヶ岳山行
新穂高温泉→双六山荘→槍岳山荘(⇔槍ヶ岳)→ヒュッテ西岳→上高
2003.8.13(水)〜16(土)
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13(水)・14(木)
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双六手前で小休止 |
双六手前で小休止 |
樅沢岳 |
15(金)
[ 常念ズ :651] ▲槍ヶ岳( 3180M ;長野県大町市; 2003 年 8 月 13-16 日)
長野市の赤塚みのりです。
お盆の連休を最大限に利用して、
テント山行を敢行しました。
今回は槍ヶ岳です。
「日本のマッターホルン」とも呼ばれる鋭い穂先に
近隣の山々から遠望して憧れてきましたが、
いよいよ訪れるチャンスがやってきました。
奥穂高岳に次ぐ北アルプス第2の高峰でもあります。
後半は天気にも恵まれ、最後のヒュッテ西岳での1泊は
槍穂と裏から見た常念の展望が素晴らしくよかったです。
<参加者>
・石川 忍
・赤塚 みのり
・村重 誠史
<1日目> 8月13日(水) 新穂高温泉→双六山荘
6:00 松本合同庁舎集合 村重さんの車で沢渡へ
7:15 沢渡着
8:30 沢渡発 バスのつもりでしたが、同料金で乗合タクシーに
9:25 新穂高温泉着
9:30 新穂高温泉発
10:30 ワサビ平小屋
14:30 鏡平山荘
15:50 笠方面への分岐
17:00 双六山荘着
行動時間 9時間30分
天気 晴れのち曇り
テン場(双六池畔) 60張程度
水 流水あり
タクシーはバス停より上まで送ってもらえてラッキー☆
慣れない長期テント山行、さらに炎天下の悪条件で
村重さんは予定を変更。焼岳へ。
そろそろ秋の花も楽しい。
広々としたテン場に色とりどりのテントが犇めき合っていた。
<2日目> 8月14日(木) 双六山荘→槍岳山荘
9:35 双六山荘発
10:10 樅沢岳
13:05 千丈乗越
14:30 槍岳山荘着
行動時間 5時間
天気 雨
テン場(槍岳山荘付近) 30張程度。場所指定制。
翌朝は8:00までに撤収すること。
水 1L 200円
この日、週間予報では80%雨だった。
小雨になったところを見計らってテント撤収。
千丈乗越を越えると一気に槍の穂先へ向かって
ぐんぐん登る。テン場はあまり広くない。
夜は乾ききっていない体が冷えてとにかく寒い!
<3日目> 8月15日(金) 槍岳山荘(⇔槍ヶ岳)→ヒュッテ西岳
◆槍ヶ岳ピストン(サブザック行動)
10:10 槍岳山荘発
10:30 槍ヶ岳ピーク
11:00 槍ヶ岳ピーク発
11:10 槍岳山荘
◆東鎌尾根を西岳へ
12:30 槍岳山荘発
13:05 ヒュッテ大槍
15:40 ヒュッテ西岳着
行動時間 4時間40分
天気 雨のち晴れ
テン場(ヒュッテ西岳付近) 20張程度
水 1L 200円
日本は全国的に雨の予報、松本他各地で
大雨洪水警報発令中とあり一度は停滞を決め込むが
気象をとると日本海側は天気が回復している様子。
外をのぞくとガスの切れ間から槍のピークが見える。
慌てて準備してピークハント。訪れる人も少なく、
意外に広い山頂でねばっていると、穂高の一部や
乗鞍岳、そして日本海上空には青空が!!!
ヒュッテ西岳まで行くことにする。
東鎌尾根は、アップダウン激しくはしごの連続だった。
テン場からは槍の肩に沈む夕日と穂高連峰、
裏から見る常念山脈が素晴らしい。
<4日目> 8月16日(土) ヒュッテ西岳→上高地
7:00 ヒュッテ西岳発
7:50 水俣乗越
8:35 大曲分岐
9:25 槍沢ロッジ
11:00 横尾
12:10 徳沢
13:35 明神
14:25 河童橋着
行動時間 7時間25分
天気 快晴のち晴れ
日の出に合わせて起床。常念山脈から昇る朝日と、
朝日を受けて輝く槍ヶ岳、穂高連峰が美しい!!!
水俣乗越〜大曲間はかなりマイナーコース。
山道は荒れている。アップダウンの少ない
槍沢は単調でつらい。
横尾でアイス、徳沢でビール☆
ついに、下山!!!
この時期としてはあり得ない気温で寒さに
悩まされたり、テント山行の大荷物は大変だったけど、
最後の一泊は最高でした。
本当に、お疲れさまでした。