常念ズ
鍬ノ峰日帰り登山
鍬ノ峰登山口→山頂→鍬ノ峰登山口
2003.9.22(月)
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山頂からのパノラマ
餓鬼岳・餓鬼のコブ・唐沢岳・不動岳・七倉尾根・七倉岳・北葛岳・針ノ木岳・蓮華岳・爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・五竜岳
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南東方面 八ヶ岳? |
夕暮れまで快晴 |
[ 常念ズ :672] ▲鍬ノ峰(1.623m: 2003.9.22 :長野県大町市)
みなさん、こん○○は。
村重@長野県支部です。
このところ出過ぎですね。すいません。
しかし、あの台風の中、草津温白根山を落としているとは、
やはり石川&赤塚組はさすがですねー
>石川くん
お仕事忙しいようですが、がんばりましょう!
まぁ、そんな時期もあります。
大丈夫、山は逃げませんから。
さて、その翌日の22日(月)、
近くの里山:鍬ノ峰(くわのみね)に行って来ました。
この日は山行を取り止めていたのですが、
台風一過であまりに天気が良いので、
急きょ、前日購入した登山靴の慣らしを兼ねて登って来たというわけです。
思い立ってから15分後には出発していました。山バカ爆走中です。
この山は、
常念山脈の北端:餓鬼岳から北東に派生した尾根の末端にある山です。
その名は、農作業の鍬に由来し、
南峰から北峰のブリッジはまさに鍬の歯形のようです。
また南峰から見るときれいな三角形をしており、
「常盤(ときわ)富士」とも呼ばれています。(旧常盤村:現大町市常盤)
写真は以下
↓
http://www.goodkey.net/~wolf475/jounens/2003.09.22.html
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<日帰り> 9月22日(月)快晴!!!
鍬ノ峰登山口→山頂→鍬ノ峰登山口
<参加メンバー>
村重 誠史(単独)
<山行報告>
10:26 自宅(豊科町)発
途中コンビニで食料調達
山麓線(県道306号)に入るが、ちと行き過ぎる
登山口までは行ったことがあるのだが、新しい山麓線には指標がない
”清水原村”交差点から西に向かい、コングランド・餓鬼岳登山口をめざす
餓鬼岳登山口の分岐をさらに右奥に行く
ここからは舗装路ながら細く、草木が車にぶつかりちと嫌な道
次回はバイクにしよう
11:40 登山口着
駐車スペース:5台ほど 奥にも少しある
登山口には、指標なし
橋の手前と奥に2つ入り口があるが、奥の方が一般的らしい
目印:”高瀬川線No.18”
11:50 登山口発
クマ避けの鈴を付ける 里山では必須だ
いきなりの急登
送電線の鉄塔を1つ通過するが、あとは俗された風景はなく静か
12:18 尾根へ
急登が続くが、里が見え風も心地良い
稜線は細く随所に崩壊 まさに鍬の先端を歩いているかのよう
12:35 ピーク通過
大きな岩場を横切る ロープもあり
ピークの下りはなかなかスリリング 里山とはいえ侮れない
12:43 休憩
12:48 発
シャクナゲの群生あり 6月頃が見ごろらしい
13:08 南峰通過
13:21 山頂着(1.623m)
8人ほどの老若男女のパーティーが、焼肉で盛り上がっている
ナシ、リンゴ、焼肉、大福、ウィスキー、コーヒーを頂く
カップラーメン必要なし
展望は今季最高!!
西は、七倉ダムの上を囲むように、
餓鬼岳・唐沢岳・七倉岳・蓮華岳・爺ヶ岳・鹿島槍・五竜岳...
特に蓮華岳は、一際大きく見える
南には、遠く蓼科山・八ヶ岳が雲海の上に浮かんでいる
その他たくさん見えたが、どの山かよく分からず
”仏崎へ4.9Km”という指標あり
噂には聞いていたが、もう一つルートがあるようだ
14:42 発
往路を下る
ロープを使わないと下りられないほどの急登
15:50 登山口着
13:50 発
松川村すずむし荘:¥500(今日のように空いていれば Good)
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この日は、年に数回しかないくらいのドピーカンでした。
残念ながら、仙丈岳は断念しましたが、
これほど北アルプスが大きく見えるとは予想外でした。
貴重な体験となりました。
行動時間は短いのですが、とてもスリリングな山でした。
山頂で聞いた話だと、
この山はこの辺の里山では一番厳しいらしいです。
笹をかき分けながら進んだり、
小さなピークに迷い込んだり、
整備されたロープを頼りながら岩場を横切ったり、
急斜面を木々につかまりながら登ったり、
と、ちょっとした探検気分が味わえます。
さらに、展望がとても良いし、シャクナゲの群生もあるし、
この辺の里山では一番のオススメです。
翌日の甲斐駒は、また後日。
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村重 誠史