常念ズ
虚空蔵山登山
登山口→山頂→登山口
2003.10.12(日)
写真をクリックすると大きくなります
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虚空蔵山と会田宿 |
うつつの清水 |
うつつの清水から山頂 |
赤松の林 |
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赤松の中に石祠あり |
四賀村北東 |
プチ岩場の鋭い稜線 |
常念岳が... |
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紅葉が美しい |
山頂 背後に常念岳が... |
? |
コケが美しい 城の石垣か? |
[ 常念ズ :682] ▲虚空蔵山(1139m:2003.10.12 :長野県東筑摩郡四賀村・本城村)
みなさん、こん○○は。
村重@長野県支部です。
唐松岳、なかなか良かったようですね。
同日、私は所用で松本市の北隣:四賀村に行ってました。
少し時間があったので、
近くの里山:虚空蔵山(こくぞうさん)に登って来ました。
同名の山は全国各地にあり、長野県内だけでも5つあるようです。
今回の虚空蔵山も同様に信仰の山であり、
山頂直下の岩谷神社には諏訪明神の本地仏である
虚空蔵菩薩がまつられています。
戦国時代には、豪族会田氏の山城となっており、
地形を利用して山全体が要塞化されていたそうです。
また、四賀村会田盆地から見ると秀麗な台形をしており、
”会田(あいだ)富士”とも呼ばれ親しまれています。
長野自動車道を松本から長野方面に向かう途中で、
目の前に忽然と鋭い三角形の山が現れます。
気付いた方も多いでしょう。
見る角度によって随分イメージが違うので、
同じ山とは気付かない人も多いようです。
主な登山コースは二つあるのですが、
今回は、江戸時代に栄えた善光寺街道会田宿を北上し、
「うつつの清水」そばの登山口から登りました。
写真は以下
↓
http://www.goodkey.net/~wolf475/jounens/2003.10.12.html
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<日帰り> 10月12日(日)くもり
登山口→山頂→登山口
<参加メンバー>
・村重 誠史(単独)
<山行報告>
10:45 自宅(豊科町)発
中止かと思われたが、雨がやんだので出発
← 遅い
11:34 登山口 着
善光寺街道の入り口が分からず、ちと迷う
目印:県道303号沿いの”角屋前バス停”&”赤ポスト”
【うつつの清水】
登山口100mほど手前にあり、
一本の赤松の下に石の水桶や石祠がある
弘法大師の杖つきで湧き水が出たという
善光寺街道で最大の難所:立峠の登り口にあたり、
湧き水は広く利用され、大正時代まで茶屋があったとか
松代地震の影響で涸れてしまったという
11:43 登山口 発
登山開始
赤松林の中、緩やかな登り
天気の割に蒸し暑い 秋とは言え花が多い
「キノコ止山に付き入山を禁ずる 無断入山者は山代を申し受ける」
という、貼り紙が各所にあり、ヒモが張ってある 松茸が出るのだろう
ヒモを超えなければ問題ないらしい
丸太の階段もあり整備された登山道
各所に山頂までの距離を示した立派な標識あり
中の陣城跡との分岐を過ぎる(ヤブコギらしい)
12:00 ベンチ 着
厚くて立派な一枚板のベンチにて休憩
天気が良ければここから北アルプスが見えるようだ
ガスがあるが、常念岳も下半分が見える
12:05 発
やや急登になる
鋭い稜線の岩場あり 滑りにくいので注意すれば問題ない
ちとスリルがあり、ここが最も良い展望
岩谷神社との分岐を過ぎる 時間がないのでパス
12:21 登頂!!(1139m)
空蔵山城跡の標識がある
支障木を伐採してあり、切り開きからガスにかかった北アルプスが見える
12:47 発
往路を下山
岩場は西側の巻き道を下る
13:15 登山口 着
村営穴沢温泉「松茸山荘」:¥350(今回は宿泊)
宿泊1泊2食:¥7.657(税サービス料込み)
夕食は、松茸土瓶蒸し付き!!
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ちなみにこの日出会ったのは、キノコ狩りらしいおじさんの1人。
歴史を感じさせる静かな山でした。
<今週のトリビア>
アニメ「サザエさん」の初代背景担当の方は、
このすぐの所に住んでいて、
当時サザエさんの背景に出てくる山には、
この虚空蔵山がよく描かれていたそうです。
では、また。
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村重 誠史