有明山日帰り登山
涙の断念!

2004.7.18(日)

<概要>
「信濃富士」とか「有明富士」とも呼ばれる安曇野のシンボル
常念山脈の前に鎮座する真っ黒で重量感のあるその様は、
人を寄せつけない聖域のような雰囲気をかもし出している
かの深田久弥の「日本百名山」の元となったある連載には、
有明山が取り上げられていたが、
単行本になった時、日光白根山が代わりに入ったという
「幻の百名山」となったが、お陰でこの山の静けさは守られた

行動時間が長く危険箇所も多い厳しい岩山のため、訪れる人は少ない
冬でもここだけ白くならないのは、その険しさのためだろうか?
単独や悪天候の山行は避けよとの情報多し
今回は、有明神社毎年恒例の奥宮参拝に参加(参加費:¥3,000)

<有明山のルートは3つ>
・参道コース(黒川ルート)
 黒川沢コースは廃道
 H8年に前山山頂経由の新道が整備(中・上級者コース)
 行動時間:7時間(登り)
・裏参道コース(中房ルート)
 登山口:有明荘裏手
 行動時間:4時間(登り)
・松川コース(馬羅尾ルート)
 行動時間:5時間(登り)

<日帰り> 7月18日(日)雨
 表参道(黒川ルート)→有明山神社奥宮(有明山山頂)→裏参道コース(中房ルート)→有明荘

<参加メンバー>
・村重 誠史
 他 総勢:44名

<山行報告>
   外はまだ暗いが、結構な雨音が聞こえる
  3:10 自宅(豊科町) 発
   真っ暗な中、向かう
   こんなに緊張する山行は久しぶり でも、眠む 

  3:35 有明神社 着
   社務所に集合
   人によっては、「山は、戸隠山と有明山だけであとは丘」と言うらしい
   地元民が多いのだが、普通の登山とは明らかに違う雰囲気 ちと場違い?

  4:40 中止決定
   予報では、雨は朝にはあがるハズだが...

  4:55 拝殿にて遥拝祭
   厳かに進行
   神主さんの祝詞は、「安全祈願・参拝中止のお詫び(?)」

  5:40 終了
   安全手形・鈴・お神酒を頂き解散
   希望者は11:00より飲み会(?) あたしゃ帰って爆眠

<所感>
と言うことで、山行断念。くうぅ〜
予報通り7時くらいには雨は止みましたが、この山なら適切な判断でしょう。
雨が降っていなくても道が濡れている時はとても危険らしいです。
有明山は遠かった!

個人的には、非常に思い入れのある山なので、
中止にかかわらず、長文失礼しました。

7/31(土)に松川村観光協会が、
毎年恒例の有明山登山参加者を募集しています。
・¥2,000
・先着順(20名だったかな?)
・馬羅尾ルート
・TEL:0261-62-6930

比較的安全なルートですが、楽ではないようです。
私は勤務でダメですが、興味がある方はどうぞ。

有明山...来年に向けて旧道(黒川沢コース)を整備しているそうです。
滝の眺めが素晴らしく、ウェストン夫妻も登った行者道だとか。
来年以降狙うのも手かもしれませんね。

またあらためて狙います!


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