御岳日帰り山行
2004.7.19(月・祝)

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▲御岳(剣が峰:3,067m:2004.7.19 長野県王滝村・開田村)〜おんたけ〜
<概要>
民謡「木曽節」で親しまれる霊山
活火山であり、標高の割には、比較的お気軽な人気の百名山
御岳山への登山コースは、主に5つ
           1.王滝口登山道
           2.黒沢口登山道
           3.開田口登山道
           4.飛騨小坂口登山道
           5.日和田道
1と2は古くからの参道である 今回は王滝口から登る
コース図
<日帰り> 7月19日(月・祝)くもり
 田ノ原登山口→王滝頂上→剣ヶ峰→お鉢巡り→剣ヶ峰→王滝頂上→田ノ原登山口

<参加メンバー>
・村重 誠史(単独)

<山行報告>
   起きて外を見ると常念岳もなんとか見える

  5:25 自宅(豊科町) 発
   R19「元橋」からおんたけスキー場上部の田ノ原山荘に向かう

  7:50 田ノ原登山口 着
   広い駐車場は、けっこう埋まっている 海の日だからね 団体用バスが少ないのが救い

  8:05 田ノ原登山口 発
   登山開始
   田ノ原天然公園の間の林道を抜けるといよいよ本格的な登山道 白装束の参拝者が目立つ
   下山してくる人も多い 参拝者の朝は早いのね 人は多いが道は広い
   ゴゼンタチバナは残り少ない、イワカガミの花は終わっている

  8:30 赤っぱげ通過

  8:40 金剛童子 休憩
   ニガナが目立つ
   山頂方面はガス

  8:50 発
   久しぶりにイワギキョウを発見(二輪だけだけど)
   オンタデ、タカネミミナグサを多く見かける 山頂付近まで群生していた
   (※オンタデ:木曽の御嶽に生育するタデという意味の和名)
   一口水はかれてるみたい

  9:35 九号石室 休憩
   避難小屋になりそうなしっかりした建物

  9:45 発
   山頂は近いと思われるがガスで分からず とりあえず黙々と登る

10:00 王滝頂上(2,936m)登頂!
   神社だけで特に何もないので通過

10:28 剣ヶ峰(3,067m)登頂!!
   御嶽神社へは立派な急な階段を登る
   山頂は、御嶽神社の一角にある ガスで何も見えず
   剣ヶ峰山荘の物価にビックリ!
   (休憩:¥600 手作りうどん:¥950 自販機のジュース:¥300)
   山頂で木曽節を歌おうと練習してきたが、
   その雰囲気ではない(歌詞カードも容易してたりして...)
   寒いのでラーメンやコーヒーでも思ったが、ガスを使う雰囲気でもない

10:55 発
   ガスが抜けるのを待ちながらお鉢巡りをする

11:17 二ノ池小屋 通過
   ガスで休憩する場所もないのでそのまま進む
   ミヤマキンバイを発見 他にイワウメ、アオノツガザクラ、コメバツガザクラなど
   盛りは過ぎているが、得した気分 ここまで来て良かった!
   風強く寒い 指標が少なく踏み跡も分かりにくく 他に誰も見かけなくなった
   こんな日は、お鉢巡りはしないのか? けっこう絶壁もあり 不安、不安...ちと後悔  
   ここでコマクサ発見! 見るのは今年初!
   数は少ないがとても綺麗に咲いている やはり厳しい条件で育つのね

12:17 剣ヶ峰(3,067m) 着
   指標が分かりにくく、鐘が鳴る建物の方に這い上がる
   建物の表に廻ると...あれ?御嶽神社じゃん
   あいかわらずガスの中、寒いので剣ヶ峰山荘前にて休憩 霧雨になる

12:37 発
   とっとと食べて下山開始

12:51 王滝頂上(2,936m) 着 休憩

13:00 発
   奥ノ院に寄る予定だったが、ガスってるし寒いのでそのまま下ることに

13:57 金剛童子 着 休憩
   あれ、バスガイドさんがここまで...

14:05 発
   写真タイムによりペースダウン
   しかし花の写真なんて撮っている人なんて見なかったなぁ〜

14:40 田ノ原登山口 着
 

<温泉> 王滝温泉「うしげの湯」:¥600
   中規模だが、天気が良ければ露天風呂から御岳が望めるらしい
   空いていたのは意外 出る時ちょうどバスが入って来た
   駐車場にバスがある時は避けた方がよいかも?

8:00
田ノ原登山口
8:03
田ノ原天然公園より山頂方面
8:20
溶岩の登山道
9:36
九号石室
10:03
王滝頂上神社
10:09
八丁ダルミ
10:26
御嶽神社へ
10:38
剣ヶ峰山頂
11:18
二ノ池
11:21
二ノ池と万年雪
11:58
お鉢巡りは難所も
13:28
下界は晴れ
<所感>
行動時間が短い割には、辛い登りが続くのでしっかりしたペース配分がポイントです。
道の整備は登山者ためではなく、登らせて頂いていると考えた方が良いかも知れません。
特にお鉢巡りは天候が悪い時は避けた方がよいでしょう。反省、反省。
また、日陰のない直登なので夏場は辛いかも知れません。
次回は紅葉の時期に黒沢口から登ってみたいと思います

出会った花々

9:54
タカネミミナグサ
9:55
オンタデ
11:22
アオノツガザクラ
11:35
コマクサ
13:56
ニガナ
14:27
モミジカラマツソウ


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