鉢伏山
2004.11.29(月)

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▲鉢伏山(1,928m :2004.11.29 長野県松本市・塩尻市・岡谷市)〜はちぶせやま〜
<概要>
筑摩山地の南側に位置し、鉢を伏せたような山容であるため「鉢伏山」と呼ばれている
我が職場(堀金村)からはよく見え、特に冬はいち早く雪化粧するのが印象的
信州百名山 花の百名山

今回は、先日「カモシカスポーツ」のバーゲン買った夏靴の馴らしを兼ねての山行で、北側の扉温泉から登る事にした
他に北の宮入峠から前鉢伏山を経てくるコースと、東の二ツ山から縦走するコースがあるようだ
また、南側の高ボッチ山や崖の湯からは車道が延びており、気軽に山頂近くまで行ける

 

コース図
<日帰り> 11月29日(月)晴れ時々くもり
登山口(扉温泉)→前鉢伏山鉢伏山→林道経由→登山口(扉温泉)

<参加メンバー>
・村重 誠史(単独)

<山行報告>
天気は今一つ 行く事には決めているのだが、寒いし、うだうだ
いけません、いけません

10:20 自宅(豊科町) 発
   平日休みの特権、郵便局・銀行の用事を済ませつつ、登山口である扉温泉に向かう

   駐車スペース:明神館手前 トイレ:桧温泉入り口
   「鉢伏登山道入り口 鉢伏山まで5.8Km」とある

11:35 登山口 発
   先週の赤岳冬装備25Kgのザックに比べると軽い、軽い! 馴れとは不思議なものだ
   +5℃だが、風もなく歩くと暑いくらい 寒いよりいいか?
   薄川へ流れこむわさび沢沿いの道を往く
   沢に架かる橋を渡り、鳥居をくぐるとすぐに登山道らしくなる
   何度か橋を渡る 滑り易く、腐りかけているし揺れるのでちと怖い
   緩やかな樹林帯を往く 苔も生えている素敵な道 あまり踏んだ跡はない 
   入る人も少ないのだろう 熊避けの鈴を付ける
   渓流沿いの道となる とても気持ちがいい
   こんなに渓流に近い登山道が続くのは初めてである

12:25 沢が分かれる所 休憩

12:35 発
   間もなく造林小屋を通過 倒れそうなくらい朽ちかけているが雨宿りくらい出来そう
   沢を渡ると整備の行き届いたカラマツ林の尾根をジグザグに登る
   今回唯一の急登 ガスが出て来る やっぱ今日は展望はあきらめるか?
   霜がおりた日陰の稜線に上がると、槍ヶ岳を始め雪化粧した北アルプスが!
   雲海の上に出たようだ
   鉢伏山荘と前鉢伏山への三又路に出る とりあえず前鉢伏山に向かう
   
13:22 前鉢伏山(1,836m )登頂! 休憩 休憩
   ガスでもう展望ダメかと思われたが、すぐに素晴らしい北アルプスの展望が!
   雲が流れている 油断は出来ない
   MTBの跡あり どこまで登るんじゃいっ!

13:50 発
   林道を往く
   鉢伏山荘(既に営業終了?)を右に見て、二ッ山との分岐を右に入る

14:14 鉢伏山(1,928m )登頂! 休憩
   その名の通り、どこが山頂だか分からないほど、なだらか 鉢伏山神社、展望台などあり
   展望台からは、諏訪湖・中央アルプス・南アルプス・富士山・八ヶ岳と
   360°主な山々がほとんど見える
   長野県の中央に位置していることを実感

15:00 発
   東側のピークからは、煙を上げる浅間山・蓼科山・八ヶ岳がよく見える
   下りは、「扉温泉」とある小さな標識に従って前鉢伏山側の林道を下る
   広めの道だが、踏み跡は少ない
   久しぶりにブロッケン現象を体験
   草が生い茂った道、ガスも出て来る 寒くなって来た
   時間も遅くなってしまったので、不安、不安....
   1/25,000の地図とコンパスで確認 沢の音も頼りに下る
   地図をダウンロードしといて良かった

16:11 小屋 休憩
   ここまで林道が続いており、作業車が入って来るのだろう(過去形?)

16:16 発
   暗くなって来たのでとっとと下山
   ヘッドランプを出そうかと思うくらいますます暗くなる う〜む

17:03 登山口 着
   ふぅ、何とか無事下山

 桧温泉(扉温泉):¥300
  規模は小さく、石鹸・ドライヤーなどの設備なし
  しかし、新しい建物で露天もありGood!

11:24
登山口
11:36
橋・鳥居を通過
11:46
樹林帯を往く
12:21
渓流沿いを往く
12:41
造林小屋
13:23
前鉢伏山へ
13:34
前鉢伏山
13:36
鉢伏山へ
14:18-1
富士山
(鉢伏山山頂より)
14:18-2
穂高連峰・槍ヶ岳 
(鉢伏山山頂より)
14:22
鉢伏山神社・展望台
(鉢伏山山頂より)
15:03
八ヶ岳・富士山
15:12
美ヶ原・浅間山
15:29
ブロッケン
<所感>
予想外に素晴らしいコースでした。しかし、遅いスタートはおおいに反省...
この辺は高山植物の宝庫らしく、別の季節に二ッ山や高ボッチ山にも訪れてみたいと思います。

山頂での動画
(期間限定)

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