有明山
2005.7.17(日)

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▲有明山(2.268m :2005.7.17 穂高町・松川村)〜ありあけやま〜
※デジカメ(LUMIX DMC-F1)が壊れ、
今回の山行のため、急きょ新調した”LUMIX DMC-FX8”で撮影

<概要>
「信濃富士」とか「有明富士」とも呼ばれる安曇野のシンボル
常念山脈の前に鎮座する真っ黒で重量感のあるその様は、人を寄せつけない聖域のような雰囲気をかもし出している
かの深田久弥の「日本百名山」の元となったある連載には、有明山が取り上げられていたが、
単行本になった時、日光白根山が代わりに入ったという
「幻の百名山」となったが、お陰でこの山の静けさは守られた
行動時間が長く危険箇所も多い厳しい岩山のため、訪れる人は少ない
冬でもここだけ白くならないのは、その険しさのためだろうか?
単独や悪天候の山行は避けよとの情報も多い
 <有明山のルートは4つ>
1.表参道コース(黒川沢コース-行者道)
 H5年ころに上流の妙見滝と白河滝で崩落となり廃道となったが、
 有明山登山案内人組合(塚田銀稲組合長、18人)が昨年から2年がかりで整備し復活
 その昔、ウェストン夫妻も登ったとか
 行動時間:6時間(登り)
2.表参道コース(黒川沢ルート-尾根道)
 H8年に前山山頂経由の新道が整備
 行動時間:7時間(登り)
3.裏参道コース(中房ルート)
 登山口:有明荘裏手
 行動時間:4時間(登り)
4.松川コース(馬羅尾ルート)
 行動時間:5時間(登り)

今回は、昨年(2004.7.18)雨で中止となった有明神社(穂高町)毎年恒例の奥宮参拝に再挑戦
コースは、登り:1 下り:3 参加費:¥3,000(傷害保険、登拝記念品含む)

コース図
<日帰り> 7月18日(日)くもり
 黒川登山口→表参道(行者道)→有明山神社奥宮(有明山山頂)→裏参道コース→中房登山口

<参加メンバー>
・村重 誠史
 他 総勢:58名

<山行報告>
  3:30 自宅(豊科町) 発
   真っ暗な中、に向かう 眠む

  3:50 有明神社 着
   受付を済ませ、温泉セットを預け、神社前に集合 参拝、宮司さんの挨拶など
   軽トラ(荷台)に分乗し登山口へ(バスでは林道奥まで入れないため)
   なかなか快適なドライブ(?)
   駐車場:数台分 林道はややダート
   全員で準備体操

 5:10 黒川登山口 発
   4班に分かれ、5分間隔で出発
   黒川右岸のうっそうとした樹林帯の中の緩やかな道を往く
   15分ほどで、尾根道との分岐(沢を渡らず左折)

 5:35 休憩
   30分に1回の休憩のペースでいくそうだ 大勢のパーティー、急登では適正かもしれない

 5:40 発
   あれ、もう出発? 油断出来ない
   至る所に巨岩がゴロゴロ それを巻き付くように大木が立っている
   異様な風景に宗教的なものを感じる まさに行者道といった雰囲気で一杯

 6:15 休憩
   アリアケモミジ(葉が9つに分裂)あり(園芸店では高価らしい)

 6:20 発
   アズマシャクナゲ(葉)あり
  
 7:00 妙見滝 着 休憩
   なかなか豪快な滝 涼しくて気持ち良い

 7:15 発
   鎖の付いた巨岩を登る とても滑り易い
   例の崩落箇所を超える 凄まじい

 7:40 白河滝 着 休憩
   ここも豪快な滝 ここが最後の水場
   我らが班長さん話し込み、長い休憩に
   実に豪快で楽しく、且つ適正な指導をする班長さんである
   この方、塚田銀稲さんと言って、ここらでは有名な山岳ガイドらしい

 8:10 発
   いきなり鎖のある物凄い急登 ニッコウキスゲあり
   これで終わりと思いきやさらに続く、続く...
   ロープやシャクナゲの木に掴まりながら登る
   この山は花コウ岩にシャクナゲなどの植物で被われているだけなので、
   道に土はないのだ!(シャクナゲの木は杖に使われる程丈夫だそうだ)
   小柄な人はこういう所は大変である あたしゃ探検みたいで結構好きである
   女性陣が苦労するので、とてもゆっくりのペースで自分としては楽である
   途中、石仏がいくつか まさに行者道である

 9:00 石の門(一の門?) 着 休憩

 9:10 発
   岩に笹が被われた道 復活したばかりの道のせいもあり、
   場所によっては踏み抜いてしまう
   トラバースなどで滑落しかける人多数 ルートファインディングが重要
   ギンリョウソウを多く見かける(写真を撮る余裕無し)

 9:55 落合 着 休憩
   稜線に上がる ここで馬羅尾ルートと尾根道と合流点
   非常に痩せた尾根で、この山が上から見るとT字形のハリボテである事が分かる
   (巨大な屏風と言うべきか?)

10:05 発
   巨岩を梯子で越えたり、廻り混んだりしながら徐々に高度を上げる

10:45 稜線 着 休憩
   気持ちの良い岩の上だが、ガスで展望は今一つ

10:50 発

12:00 北岳(2,268m-三角点はやや南)登頂! 昼食休憩
   立派な祠がある
   木が少し邪魔だが、なかなかの好展望 一瞬、燕岳方面が見えた! 燕山荘も確認
   シャクナゲ&ゴゼンタチバナの群生が満開 花のためかハチ・トンボも多い
   それにしてもこの山はシャクナゲが下から上まで一杯ある 10年分見たな

   中岳の奥社に移動し、参拝(三角点は南の中岳との中間にある) ここにも立派な祠あり
   石室のような所に潜ると延命水あり 冷たくて上手い 岩から少しづつしみ出たという
   さらに希望者は南岳に移動し、参拝 ここにも立派な祠あり
   北岳〜南岳:20分ほど やはり、途中、シャクナゲ&ゴゼンタチバナの群生が満開
   東側の町並みも見えた 東西両方の景色が見えたのだから由としよう

13:50 発
   登りに比べれば道はしかっりしている...と、思いきや!
   巨岩を鎖に頼りながら廻り込んだり(足下は数百mの絶壁!)、
   ロープを掴まりながらほぼ垂直に下ったり...滑落の怖さは登り以上
   ...勘弁してくれぇ〜
   そうでない所も、木の根と腐葉土でとても滑り易い ホント土の道が恋しい
   途中、イチョウランを発見 珍しいらしいが写真はピンぼけ(涙)

14:50 休憩
   ふう みなさんお疲れ

14:55 発
   やはりシャクナゲが多く、こちらの方がまだ花が多く残っている

15:20 休憩

15:25 発

15:50 休憩
   疲れて来たのか、みなさん転びまくりで、休憩多め
   そ−言えば、班長さんも含め本日、全員転んでいる この山で転ばない人は居ないかも?

15:55 発

17:15 登山口 着

  有明荘:¥600(今回は参加費に含まれる)
   中規模だが、露天もありGood! この日は混んでいる(我々のせいだが)

   その後、有明神社まで送迎して頂く 楽だねこりゃ

4:29
有明神社にて
6:57
妙見滝
7:32
崩落箇所
7:37
崩落箇所
7:40
白河滝
7:59
凄い急登
8:06
石仏(白河滝)
9:13
巨岩をトラバース
10:13
水墨画のよう
10:37
10:42
梯子
11:18
清水岳
12:10
燕岳方面(北岳より)
14:00
穂高町・池田町方面
14:27
巨岩がゴロゴロ
14:50
下って登る
<所感>
悲願達成しました!!
下調べはしっかりしてたものの、ホントに「こんな山があったのか?」という衝撃でした。
(この日世の中は3連休の中日と言う事で、燕岳方面に向かう登山客の車で路駐の嵐でしたが、
 有明山に登ったのは我々以外には数人と思われます。)
今までの山行が吹っ飛ぶんでしまうような圧倒的な威圧感のある山でした。まさに修験者の山です。
登るというより、よじ登る、あるいは這い上がると言う感じの道です。
安易に勧められませんが、有明山を堪能するにはこのコースが一番でしょう。時間は少人数なら2割減くらいでしょう。
どんなベテランであっても単独は絶対にやめた方がいいです。

白河滝の動画
(期間限定)
※リンクしてないので、URLをコピー&ペーストして下さい

http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/9884/05.07.17-0802.mov

中岳奥社参拝の動画
(期間限定)
※リンクしてないので、URLをコピー&ペーストして下さい

http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/9884/05.07.17-1249.mov
 

出会った花々

10:40
サラサドウダン
10:47
ハクサンシャクナゲ
11:25
オオイワカガミ(葉)
11:52
ウラジロヨウラク
13:43
ゴゼンタチバナ
13:44
ツガザクラ


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