浅間山

2006.10.9(月)
▲浅間山(2,568m 長野県軽井沢町・群馬県嬬恋村)〜あさまやま〜

<概要>
8日(日)・9日(月)は、下ノ廊下→薬師岳と粘るが、いずれもふられる。で、日帰りで登山規制が緩和した、浅間山:前掛山へ。
個人的には、2003.9.14、2005.10.23 に続いて3回目だが、浅間山荘からのルート、賽ノ河原より先は初めて。

<日帰り> 10月9日(月)快晴!

<アクセス>
松本合同庁舎⇒三才山トンネル⇒道の駅 雷電くるみの里⇒浅間山荘
 ※三才山トンネル:¥400(軽)

<コース>
浅間山荘登山口→不動滝→火山館→前掛山→浅間山→火山館→二ノ鳥居→浅間山荘登山口

<参加メンバー>
・ウルフ(CL)
・N さん
・シノブ さん

<山行報告>
シノブ さんの日記から転載

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▲浅間山(2568M;長野県小諸市ほか)
 

世界でも有数の活火山として知られる浅間山。1783年の大噴火では付近の村を飲み込み、噴煙によって日光が遮られて天明の大飢饉をもたらし、さらには世 界的な気象変動まで巻き起こしてフランスで不作が続き、6年後のフランス革命の遠因にまでなったといわれる凄まじい火山です。

一昨年にも小規模噴火を起こして入山規制がされていましたが、このたび規制が緩和され、山頂付近の前掛山までは行くことが出来るようになりまし た。この週末、黒部・下の廊下が中止、代替案の薬師岳登山も林道通行止めで中止と山に振られまくった長野山岳会の3名で、今日こそはと前掛山登頂にチャレ ンジしました。そして、途中からはとんでもない展開になりました…。

<参加者>
・ウルフさん(浅間連山入山3回目)
・M村さん(浅間連山入山初めて)
・私(浅間連山入山5回目)

<記録>
5:10
松本合同庁舎にてウルフさんと合流、小諸方面へ。今朝の最低気温はこの秋一番の冷え込みで7℃!

6:35
道の駅雷電くるみの里にてM村さんと合流、登山口へ。

7:28
浅間山荘登山口出発。ちなみに映画の「突入せよ!」や佐々さんや鉄球などでお馴染みのあさま山荘とは全く別の施設です。


不動滝(8:17)

8:26−38
二の鳥居で一本。紅葉が始まった樹林帯を進みます。

9:22−36
火山館で一本。無料休憩所のある避難小屋です。
ここからはカラマツの林を進み、いよいよ誰もが未踏の浅間山の本体に挑みます。高度が上がっていくに連れ、蓼科山や八ヶ岳に加えて御岳や乗鞍など が見え始め一同大興奮。下を見下ろすとさっきまで歩いていたカラマツ林と浅間の外輪山がジオラマのように見えました(写真1)。もう日本じゃないみたい。


賽ノ河原より前掛山へ(10:00)

10:45
稜線到着。北アルプスのオールスターズが揃い踏みです。認識できた百名山だけでも、御岳乗鞍穂高槍立山剣鹿島槍五龍白馬高妻火打妙高。これらが土日でキレ イに雪化粧していました。


前掛山稜線より釜山を望む(11:01)


前掛山へ(11:04)


前掛山 稜線よりJバンド(10:57)

11:15
前掛山登頂(2524M)!稜線の縁に沿って歩いていくと、程なく山頂です(写真2)。ここで富士山も見えました。前掛山のさらに内側には、浅間山の火口 を抱える最高峰が見えます。噴煙は盛んに上がっていますが…。


凍ったシェルターと釜山(11:34)

11:35
稜線到着、ビールで乾杯&大休憩。ちなみにここから浅間山最高峰の火口部を見上げるとこんな感じです(写真3)。今日は風も無く噴煙の量も穏やか で、なんと入山規制がされている火口部分へも人が入っています。もちろん火口部は原則として立ち入り禁止、行くなら自己責任でということですが…。
 

(以下非公式記録)
ひとしきり飲み食いした後、我々は決断を下しました。その内容とは、Let's Go To The Top!こんなチャンスはめったに無い、最高峰まで行って火口部を覗いてみよう!です。そして一歩ずつ足を踏み出しました。
火口の縁につくと、最初は物凄い噴煙で中が見えませんでした。お馴染みの硫黄臭だけでなく、ツーンと酸味のある臭いまで混じっていて、未だかつて 嗅いだことの無い臭い。なかなかヤバイ状況であることは体で感じられました。噴煙を吸い込まないよう十分に注意して徐々に最高峰へ歩を進めると、だんだん 火口部が見えてきました。
火口部は直径500M、火口の縁から200Mも下に底部があり、そこから激しく噴煙が上がっていました。圧巻。落ちたら一巻の終わりです。世界自然遺産に 登録したいような物凄い光景でした。
そして最高峰と思われるところまで到達しましたが、三角点はおろか看板もありませんでした。しかし日光白根や那須、至仏など関東の山々も見えました。ま た、噴煙を上げる激しい爆裂火口越しに優雅な北アルプスを眺めることもでき、何とも形容しがたい感じでした。
そして早々に下山。ちなみに太陽をバックに火口部から上がる噴煙を覗くと、ブロッケン現象を確認することが出来ました。
(非公式記録終了)


富士山を見ながら...(12:49)


一瞬、底部が...(12:53)


豪快です&怖いです(12:58)


お鉢を戻る(13:22)

13:50
稜線発。北アルプスを贅沢に眺めながら下山開始。

14:52−15:08
火山館で一本。


紅葉の牙山(15:08)

15:44−52
二の鳥居で一本。

16:30
浅間山荘登山口着。お疲れ様でした。
 

その後東御市の湯楽里館にて温泉(500円)。優雅に夜景を眺めながらディナーを摂り、地ビールのおらほビールを購入してM村さんとお別れ。ウルフさんと ともに松本到着は21時前になりました。


湯楽里館より(17:31)




またしても長い報告になってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。今日は好天と最高の展望に恵まれ、秋山を心から楽し むことが出来ました。今年に入って19回目の登山でしたが、今日の浅間山はMountain Of The Yearになることは確実です。
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湯楽里館:¥500
綺麗で充実した設備、泉質もGood! ただ、露天風呂の展望は槍が見えないのが残念(女性用は見えるのか? 入れ替えあるのか?)

<所感>
という訳で、行ってしまいました。一生踏めないと思っていた頂です。もちろん褒められた事ではないし、決して人には勧められません。CLとしても計画にな い ルートは御法度です。ただ、この日は風も煙もかなり少なく滅多とないチャンスと判断しました(○○館の人も言ってた...)。この日、50人くらいは登頂 してると思います。人が行ってるからと言って安全とは限りませんが、我々が向かった頃が最も安全だったと思います。登頂した中ではか なり慎重だった方だと思います。岩に付いた大きな海老の尻尾がたくさんあり、時折、釜山内側の物がガラガラと火口底部に落ちていく音が怖かったです。
浅間山荘からのルートは、滝など変化もあり、急登もなく良い道でした。 前掛山まで行ける時は車坂峠より面白いと思います。黒斑山〜Jバンドまでの稜線も楽しいですが。それにしてもこの日の天気は午後になるとさらに良くなり、 日本中の 山が全て見えるのではないかと思うくらいでした。そして、禁断の頂は凄い立地だと思いました。

<山頂動画>
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/9884/06.10.09-1115.mov
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/9884/06.10.09-1314.mov
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