奥穂高岳・涸沢岳
2007.10.14-15(日-月)


〜 第1日目(10/14):奥穂高岳 編〜
▲奥穂高岳(3,190,m 長野県松本市・岐阜県高山市)〜おくほたかだけ〜

<概要>
穂高連峰をまじまじと見たのは13年前、常念〜蝶を縦走した時だ。(1994.6.5-6
その時、出会ったイギリス外交官は穂高から縦走し何度も滑ったと言う。残雪期とはいえ...
経験のあるヨーロッパアルプスより大変だったという。この時から穂高だけは行ってはいけないと思うようになった。
先日、テレビで芸能人が最高峰:奥穂に登る番組を録画で見た。初心者でもザイテングラードを登れるらしい。
無論、だからと言って事故の多い山域。平日に小屋泊まりにして荷物を軽量化もし慎重に計画。
単独は不安だし、昨秋に北穂&キレットの経験があるitadori さんも誘い、紅葉の涸沢も狙う事に。
日本百名山38座目。信州百名山 63座目。

<計画書の予定>
1日目: 上高地BT→横尾→涸沢ヒュッテ→パノラマコース→ザイテングラード→穂高岳山荘→奥穂高岳→穂高岳山荘
2日目: 穂高岳山荘→涸沢岳→穂高岳山荘→奥穂高岳→吊尾根→前穂高岳→重太郎新道→岳沢→上高地BT
 ※天候に寄っては、涸沢経由で下山

<小屋泊> 第1日目:10月14日(日)晴れのち曇り

<アクセス>
自宅(安曇野市)⇒itadori さん宅⇒R158⇒沢渡大橋⇒(バス)⇒上高地BT

<コース>
上高地BT→横尾→涸沢ヒュッテ→パノラマコース→ザイテングラード→穂高岳山荘→奥穂高岳→穂高岳山荘

<参加メンバー>
・ウルフ(CL)
・itadori さん

<山行報告>
前日の予報では、今日から明日にかけて崩れる模様
1日目は、取り敢えず涸沢まで行き、様子を見て涸沢までか穂高岳山荘まで行くかを判断する事に

  3:55 自宅(安曇野市) 発
itadori さんをピックアップし、沢渡大橋駐車場へ(1日:¥500×2=¥1,000)

  5:15 沢渡大橋 発
シャトルバス2番便に乗車 始発は5:30かと思ったら5:00だった ちゃんと電話で聞くべきだった 15分だけどね
往復:¥1,800(片道:¥1,000)
車窓から見る夜明け前の大正池や焼岳が幻想的 もうカメラマンが並んで向かっている ホテル泊まりだろうな

  5:49 上高地バスターミナル(約1,500m) 発
登山相談所にあるポストに計画書を投函し、いざ出陣


岳沢〜河童橋より(5:54)


焼岳〜河童橋より(5:55)

左手に荒々しい明神岳を見ながら向かう


明神岳(6:38)

やがて正面奥に聖地常念も出迎えてくれる


裏常念(6:42)


(6:47)

  7:16 徳沢 着 休憩
夏は初めて 徳沢ロッジは外来入浴もやってるらしい(16:30〜19:30)
ここまで準備体操代わりになり、朝食タイム

  7:30 発
ここより先は未体験ゾーン

  8:21 横尾(1,615m) 着 休憩
これが有名な横尾  横尾山荘は改装中 水・トイレあり
ジュースを買おうと自販機に行ったら、何と¥250!...断念

  8:44 発
左手に迫る屏風岩の紅葉が素晴らしい 正面奥に 北穂が見えて来た itadori さんに教えてもらいながら進む
当然のように2人とも撮りまくり山行が始まる


屏風岩・ 北穂(9:17)

どんどんと下ってくる人達への挨拶に疲れる
家族、テン泊、カメラマンと他の山では見られないさまざまパーティ
それにしても一眼レフ率が高い 首から2本ぶら下げている人も珍しくない

  9:44 本谷橋 着 休憩
なぜかほとんどの人は本来の橋ではなく、右下にある河原の橋を渡っている
南岳バリエーションルートである横尾本谷右俣入り口をチェック


屏風岩と本谷橋(9:44)

  9:57 発
ここから登りらしくなって来るが、
素晴らしい紅葉を撮りまくりながらなのでちっとも疲れない


横尾右俣と南岳カール(10:29)


奥穂が!(10:57)


山岳写真家は体力勝負(11:11)


屏風ノ頭(11:18)


目標点(11:22)

11:26 涸沢ヒュッテ(2,309m) 着 休憩
あまりに有名なロケーション ピークは数日前と言う事だが、ホントに素晴らしい錦絵
感動を言い表す言葉が見つからない こればかりは写真では伝わらず実際に見るしかない
まさに夢心地 これは果たして現実なのか? 油絵を見てるかのよう
涸沢カールは崩壊が激しく、
穂高の稜線に上がるには、ザイテングラード・北穂南稜・前穂北尾根(バリエーションルート)の3つしかない事がよく分かる
振り返ると、大天井岳・東大天井岳・横通岳・屏風ノ頭
しばしテラスでくつろぐ 食料がやや不安なのでラーメン(¥800)を食べる 生ビールは我慢


テントも減って(11:48)


吊尾根(12:00)

12:14 発
天気はまだ持ちそうなので取り敢えず穂高岳山荘まで登る事に
小屋から少し上のナナカマドの赤や紅葉のグラデーションが素晴らしい


奥穂(12:26)


涸沢槍(12:35)


北穂(12:42)

振り返ると再び 常念が見えて来た


常念・屏風 右下:涸沢ヒュッテ(12:44)


前穂をバックに(12:45)


前穂・吊尾根(12:26)


ザイテングラードへ(13:02)


涸沢槍・獅子岩(13:14)

13:19 ザイテングラード末端 着 休憩
ちょっとした展望台になっている
itadori さん奥様手作りのお菓子を頂き、気持ちを引き締める

13:39 発
いよいよ核心部 先日も下山中に死亡事故が起きている しかも悪天候ではないハズ
意外に高度感はなく普通の道 斜度もそれほどではない
しかし、落石が多く、マーキングが分かりにくい ルートが常に変わっているのだろう
踏み跡が多そうな所を慎重にルートファインディング 2人だと間違いに気付き易い 悪天候や単独は注意
中間部に短い梯子と鎖あり しかし1ヶ所のみで注意すれば問題なし
中程度の石を落としてしまう 「ラークッ!」 ルート上には落ちなかったのでホッ 人が多い時は危険である


(14:03)


前穂北尾根 左下:涸沢ヒュッテ(14:12)

14:37 穂高岳山荘(2,983m) 着
あれれ着いちゃった 意外とあっけなかった
ちと頭痛が...プチ高山病みたい いきなりこの標高だもんねぇ〜
西側に立派な石畳の広場には岩で作ったテーブルとベンチ、そして木製のテラス(舞台?)がある
明日の天気が心配なので、アタックザックに代えピークを狙う事に


(14:37)

14:54 発
取り付きからいきなり垂直に近い壁に長梯子2本と鎖 怖いので下を見ないように慎重に登る


涸沢岳・北穂(15:02)

これを過ぎると西側を巻く普通の道  ガレているものの、常念の山頂への道に似ている むしろこちらの方が緩やかなくらい
途中、右手にガスの中からジャンダルムが不気味に現れる


ジャンダルム (15:08)


涸沢カールを見下ろす(15:15)


(15:17)


ジャンダルム (15:32)

15:37 奥穂高岳(3,190m)登頂!! 休憩
標高日本第3位であり、信州最高峰
個人的には槍ヶ岳(3,180m)を抜いて国内最高点への登頂(ちなみに、台湾玉山:3,952m)
祠がある石垣は数人立てる程度 結構怖い
眼下に涸沢、右下には上高地、そして正面に聖地常念
ガスの中に前穂&吊尾根方面 槍も見え隠れ 振り返るとジャンダルムが大迫力で迫る
風は弱いが寒いしガスが多いが、やはり撮影タイム
遅い時間帯とは言え静かな山頂 記念撮影をお願いする人を捜すほど 普段は順番待ちだろうなぁ〜


いちおう...(15:52)


吊尾根方面(15:55)


ジャンダルム(15:57)


槍方面(15:58)

16:06 発


下りはより慎重に(16:39)

16:50 穂高岳山荘(2,983m) 着
遅い受付の後、すぐに夕食 済みません

1泊2食:¥8,800 缶ビール(モルツ&スーパードライ500ml):¥750 水洗トイレ
この日の宿泊:50名ほど それにしてもこの標高に充実した設備に驚く


(17:13)

天気予報が気になる(18:56)

<涸沢動画>:環境によっては、URLをコピー&ペーストして下さい
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/9884/07.10.14-1153.mov
(北岳→北穂)

<所感>

天気予報は良い方にはずれてくれ、満喫の初日でした。
さて、明日はどうなるか?

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